私が高配当銘柄に投資している理由

高配当

私は、ポートフォリオの一定額を高配当銘柄に振り分けています。

具体的には、JT、沖縄セルラー電話、日本SHL、伊藤忠、みずほFGといった銘柄です。

今回は、私が高配当銘柄に投資している理由をポートフォリオの安定、歴史的なパフォーマンス、将来の生活の準備という観点からまとめてみました。

目次

ポートフォリオが安定し、精神の安定につながる

兼業投資家ですと当然ながらずっと株価の動きをみているわけにはいかず、自分の許容量を超える動きがあると精神がすり減ってしまいます。

成長株だけだとボラティリティが非常に高く、株価の動きが気になってしまいます。

無配の成長株は、成長性に疑問が持たれると一気に下げることもありますが、高配当株は、利回りが下値を限定するため、相場の下落時にも下げがマイルドになります。

実際、今年のトランプショック時にも高配当銘柄として保有している沖縄セルラー電話は、株価がほとんど動きませんでした。

こういった株を持っているとショック時に精神的な安定剤になりますし、値持ちのいい銘柄を売却し、下げすぎの銘柄に入れ替えるといったこともしやすくなります。

歴史的に高リターン

又、歴史的に高配当戦略が高リターンというのもあります。

アメリカでの話ですが、ダウの犬戦略が有名です。

ダウの犬とは、ニューヨークダウ構成銘柄30種のうち、配当利回りが高い銘柄を10種類選んで投資する方法です。10銘柄への資金配分は等ウエイトで、1年ごとに構成銘柄を再度見直し、高配当銘柄が入れ替わっている場合は銘柄入れ替えを行い、再び1年間保有するということを繰り返す方法です。このようなダウの犬戦略では、統計的に通常のダウ平均より高いリターンを上げられているとされています。

日本版でダウの犬戦略を検証された方のブログによると2001年から2010年までの平均リターンは、8.78%で、日経平均の平均リターンは、-0.02%なので、8.8%アウトパフォームしていることになり、日本でも有効な戦略となります。

ただ、多くの方が高配当戦略をとるとその優位性は薄まってきますので、割高感があればキャッシュに変えて行く等自分なりのアレンジは必要かと思います。

 

将来の生活を考えて

将来、生活費の一部を株で賄おうとするとキャピタルゲインによる収入とインカムゲインによる収入の2つの手段があります。

しかし、キャピタルゲインによる収入というのは、よほど運用がうまい人を除いては相場次第という面もあり、安定的な収入源になりにくい傾向があります。

生活費という面ではやはり安定的な収益が魅力的で、明日への不安がある中では、セミリタイアしていたとしても楽しむことができないと思います。

従って、将来的な生活も視野にいれて高配当銘柄にも投資をしています。

まとめ

高配当銘柄への投資は、安定的な収益をあげ、精神的な安定を保つ上ではおすすめの投資法です。ただ、高パフォーマンスは高配当銘柄への投資だけではあげられないのも事実だと思いますので、投資法のひとつとして成長銘柄や優待銘柄の投資と合わせて利用していきたいと思います。

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