20代にしてセミリタイアを考える理由、アーリーリタイアではなく、セミリタイアの理由

セミリタイア

なぜ20代にしてセミリタイアを意識するようになったのか、なぜ完全リタイアではなく、セミリタイアなのか自分の考えをまとめてみました。セミリタイアを意識するようになったのは、自分の人生は有限であるという意識が強くなってきたからです。

目次

なぜセミリタイアか

自分の時間・人生は有限である

なぜセミリタイアしたいのかというと、自分の時間が有限であるという意識が強くなってきたからです。お金は、働いて稼げますが、自分の時間は戻ってきません。

サラリーマンとして働いていると1日最低でも8時間、通勤時間を入れると9時間は拘束されてしまいます。

年間休日が120日で有給を20日取得したとしても225日*9時間=2,025時間は会社に拘束されることになります。1年は24時間*365日=8,760時間であり、睡眠時間を加味すると5,840時間程度であり、およそ35%を会社で働くことに使うことになります。

上記は、残業をしなかった場合であり、中々全く残業なしという会社はないのではないかと思います。さらに残業もした場合、上記の時間は膨れ上がります。1日2時間残業(1カ月40時間)すると年間で2時間*225日=450時間になり、2,475時間会社にいることになり、稼働時間に占める割合は42%になります。

可処分所得という言葉がありますが、可処分時間で表現するとおよそ6割しかプライベートな時間はないということになります。

生活をするためには、お金が必要ですが、人生の大半を会社生活に捧げるというのは、抵抗があります。

又、転勤等で引っ越しをしなければならない場合、会社にライフプランをゆだねることになってしまいます。

そういった時、資産・お金があるかどうかというのは、自分の自由度・選択肢を広げることにつながります。

今現在、すぐにでもセミリタイアしたいとは思いませんが(金銭的にもできませんし)、選択肢を広げておいて、将来的に自宅での勤務が認められるようになったらリモートで限られた時間で勤務したり、自分のやっていて楽しいこと仕事にするといったことを考えています。

いずれにしろ、今のステージでは選択肢を広げるという意味で資産形成に勤しんでいます。

 

なぜアーリリタイアではないのか

完全に働くことをやめて、リタイアするという選択肢もあるかと思いますが、私はそこまでは考えていません。理由は2つあります。

社会とのつながりを維持するため

これは完全に人によると思いますが、アーリリタイアをしても、なにかやりたいことが明確にないとただ淡々と日々をおくっていくだけでそのうちやることがなくなってしまうというケースが多いようです。定年退職した方がボランティア等に精を出すようになるといった話もよくききます。

最初は、好きな時間におきられて、日々のストレスから解放されると思いますが、生活に変化がないとそのうち、退屈になってしまうのではないかと思います。

生活に変化をつけるために旅行に行こうにもお金がないといけませんので、難しいところです。

株でリタイアした方も投資家同士でオフ会を開いたり、セミナーを開いたりしている方もいるかと思います。それもひとつの社会との繋がりを求めている側面はあるかと思います。

金銭的な問題

会社勤めをしていると色々メリットがあります。会社勤めだと健康保険料は会社が半分払ってくれていましたが、無職になると自分で支払わなければならなくなります。又、厚生年金保険料も自分で支払わなければなりませんし、企業年金等の支給もなくなってしまいます。

又、定期的な収入がないので、リスクをとった運用ができなくなる恐れがありますし、市場の大幅下落があったとき、入金ができず、生活に直結してくるため、精神的に苦しいのではないかと思います。これは完全にその人の技量によるのかと思いますが、私にはそこまでの技術も度胸もないと認識していますので、今のところ完全なリタイアはしない考えです。

まとめ

セミリタイアを意識はしていますが、現実問題として私の収入・資産水準では実現可能になるのはかなり先かと思います。又、現段階ではセミリタイアを考えていても加齢とともに考え方が変わってくるかもしれません。今のステージでは選択肢を広げるという意味で本業での収入アップと資産形成に勤しみたいと思います。

将来的にテレワークの制度や週休3日制等各自のライフスタイルにあった働き方が普及してくることを心から望んでいます。

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