本日は証券コード3198 SFPダイニングの事業内容、業績、株主優待等の銘柄基本情報の紹介です。
事業内容
居酒屋「磯丸水産」や手羽先唐揚「鳥良」が主力。クリエイト・レストランツHDの子会社。平成28年173店舗のうち、120店舗は、「磯丸水産」で70%程度を占めている。
鳥良は時々ランチにいきますが、800円ほどで満足できる量が食べられますね。
業績
決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | EPS | 1株
配当 |
営業
利益率 |
配当性向 |
2014.09 | 20,097 | 1,979 | 1,982 | 1,178 | 56.1 | 0 | 9.8% | 0.0% |
2015.09 | 28,598 | 3,066 | 3,333 | 2,030 | 74.8 | 20 | 10.7% | 26.7% |
2016.02 | 14,076 | 1,464 | 1,564 | 918 | 31.7 | 9 | 10.4% | 28.4% |
2017.02 | 36,500 | 3,500 | 3,800 | 2,300 | 78.3 | 26 | 9.6% | 33.2% |
親会社のクリエイト・レストランツ・ホールディングスの決算月と合わせるため2016年は5カ月の変則決算なので、数字が大きく変わっていますが、営業利益率が10%前後で推移しており、外食産業としては、優秀な数字といえるでしょう。
店舗数も平成20年55店舗→平成28年173店舗と大きく伸ばしています。ただ、最近は、既存店売上が前期比90%程度と100%を大きくわっているのが気になります。実際今年の1月に天候不順や消費者の節約志向が高まったことによる個人消費の低迷などの影響により業績の下方修正をおこなっています。
又、外食産業は労働集約的なので、人手不足の現在、社員の待遇がどうなのか確認してみますと大学院了・大学卒月給214,000円、賞与は年4回支給で店長だと平均年間170万円程度、平均年間給与4,404(千円)と外食産業の平均年収が460~480万円程度であることを考慮すると少し低めの水準のようです。
例えば、ゼンショーは560万ほどです。外食産業の中でも居酒屋は低めの傾向にあり、居酒屋という区分だと平均か少し高めの水準といえ、外食産業内ではという条件はつきますが、劣悪な労働条件とはいえないため、人件費高騰のリスクは比較的低いのではと思います。
福利厚生も退職金制度や社員持ち株制度等一通りそろっているようです。
指標
【PER 18.53倍
【PBR】 2.2倍
時価総額 42,780百万
株価1,456円
【優待内容】
100株以上 4,000円分
500株以上 10,000円分
1,000株以上 20,000円分
の株主優待券がもらえます。
磯丸水産や鳥良で使えるのですが、1000円券でおつりがでません。
鳥良は1,000円未満がほとんどなので、磯丸水産で海鮮こぼれ丼等ちょっと豪華なランチを楽しむのがよいと思います。
利回り
100株の場合
配当利回り1.79%
優待利回り5.5%
総合利回り7.3%
500株の場合
配当利回り1.79%
優待利回り2.7%
総合利回り4.5%
1,000株の場合
配当利回り1.79%
優待利回り2.7%
総合利回り4.5%
まとめ
PER18倍程度と成長率と比較すると割安感はないが、近くに磯丸水産や鳥良があるのであれば、総合利回りからすると1単元もっていてもいいと思える銘柄。直近の四半期で成長率が落ちているのが気になるところ。
株主優待の内容は下記記事参照。